令和2年2月21日、(前)福山支部長 田中捷次様が、突然ご逝去されました。
令和の時代を目前にした平成31年4月13日、風光明媚な尾道水道に面したレストランで、陽光に輝く春の海を眺めながら、近況を語り合ったことが、親しくお話をさせていただいた最後の日になりました。
令和元年11月17日に福山支部女性の会が主催する事業「府中市探訪の会」に、参加されるとの連絡をいただき、半年ぶりにお会いできることを楽しみにしていましたが、急なご都合により参加が叶わず、残念な思いをいたしました。
年が明け、令和2年に入りましても、支部総会などについて、電話やメールで何回も連絡させていただき、また、3月に予定していた支部役員会でお会いすることになっていただけに、あまりにも突然で信じ難いことでありました。
田中捷次先輩には、福山支部長を13年の長きにわたりお務めいただきましたが、その間、ややもすれば低迷しがちな支部活動を活性化させるために、広島支部や岡山県支部との支部間交流や、女性の会の立ち上げなど、支部活動活性化のために、大変なご尽力をいただきました。
10年程前に奥様を亡くされてからは、ずっと一人暮らしをされていたこともあり、福山支部の仲間や、同窓会本部の総会・評議会で知り合った全国各地の同窓生の皆様と親しく交流することを、何よりの楽しみにされていました。
福山支部会員にとりましては、(前)田中捷次支部長の存在は大きく、大きな穴が空いたような喪失感と虚しく淋しい思いで一杯です。
しかし、現実は受け止めざるを得ず、田中先輩の優しいお人柄と、ご功績を偲びつつ、支部活動の活性化と発展に努めることで、恩返しにさせていただこうと思っております。
本当にありがとうございました。
心から、ご冥福をお祈り申し上げます。
天国で奥様と、幸せにお暮らしください。
令和2年6月
福山支部長 開原算彦
新型コロナウイルスが、地球規模で猛威をふるい、我が国においても、憂慮すべき事態となっております。
また、全ての国民が心をひとつにして、感染爆発を防ぎ、早期終息に向けて、可能な限りの努力をすることも強く求められているところであります。
つきましては、毎年5月に開催していました福山支部総会・懇親会を、今年度は自粛することにさせていただきます。
なお、今後状況が好転した時点で、役員会において、総会・懇親会に代わる事業実施などについて、検討させていただくことといたします。
令和2年3月
福山支部長 開原算彦
福山支部女性の会「府中の魅力再発見!」に参加して
11月17日(日)、福山支部女性の会では「府中の魅力再発見!」をテーマに、支部長と女性陣6名の計七名で府中ウォッチング!さわやかな秋の一日を満喫しました。
当日は府中道の駅で集合し、首無地蔵から三郎の滝へ移動。車を降りたとたん、滝の音とあざやかな紅葉に迎えられ思わず歓声!夏には必ず注目される人気のスポットですが、秋の紅葉の織り成す世界も勝るとも劣らぬ見事さ。「癒されるねぇ」と言いながら、美味しいコーヒーを頂きました。
次は「物作りの町 府中」の中でも、今注目の豊田産業へ。そこには、家庭画報等でも取り上げられた「跳び箱収納シリーズ」の製作途中の作品がズラリ!!着想は会員である豊田さん。可愛い椅子や時計掛けなどもあり、時代の要請に応えようとする製作現場の熱い思いを肌で感じることができました。
昼食は「ダイニング 永遠」でお刺身とステーキの豪華なランチ。皆の舌も滑らかになり、ライングループに登録して交流も深まったところで、午後のドローン体験に出発。
釈迦院では、航空技術大学誘致の一環としてドローンの体験を取り入れているとのこと。本堂で各自30gのドローンを操縦させてもらい、大興奮!!外ではゴーグルをつけてドローンからの映像をリアル体験。空を飛ぶ鳥になったようなワクワクドキドキの体験をさせてもらいました。(道の駅にドローンも扱う物作りの拠点ができたそうです。)
最後は「恋しき」周辺を散策。「知っているようで知らない町」府中の新たな魅力に触れ、楽しく収穫の多い一日となりました。来年は第二弾「三原」を予定しています。
倉橋 憲子(S51 国文)
北九州市立大学同窓会福山支部は、福山市、尾道市、三原市、府中市とその周辺の市町村を範囲とし、同窓生間の親睦・懇親、母校・後輩への後援などを目的に活動しています。
このホームページは、広範囲にわたる福山支部の同窓生が、より気軽に同窓の交誼を厚くすることができればとの思いから作成しています。
年暦 | 内容 |
昭和21年(1946)7月 | 小倉外事専門学校創立 |
昭和25年(1950)4月 | 北九州外国語大学(外国語学部)へ昇格 |
昭和26年(1951)4月 | 北九州外国語大学短期大学部併設 |
昭和28年(1953)4月 | 北九州大学と改称 |
商学部商学科開設 | |
昭和29年(1954)6月 | 小倉外事専門学校廃止 |
昭和32年(1957)4月 | 北九州大学外国語学部第2部開設 |
昭和34年(1959)4月 | 北九州産業社会研究所付置 |
昭和35年(1960)6月 | 北九州大学短期大学部廃止 |
昭和38年(1963)2月 | 設置者変更(旧小倉市から北九州市へ) |
昭和40年(1965)4月 | 商学部経営学科開設 |
昭和41年(1966)4月 | 商学部経済学科開設 |
昭和41年(1966)4月 | 商学部経済学科開設 |
商学部商学科学生募集停止 | |
文学部国文学科・英文学科開設 | |
昭和48年(1973)4月 | 法学部法律学科・政治学科開設 |
商学部商学科廃止 | |
昭和56年(1981)4月 | 大学院経営学研究科(経営学専攻)開設 |
昭和58年(1983)4月 | 大学院外国語学研究科 |
(英米言語文化専攻・中国言語文化専攻)開設 | |
昭和59年(1984)4月 | 大学院法学研究科(法律学専攻)開設 |
昭和60年(1985)4月 | 外国語学部米英学科を英米学科に改称 |
昭和63年(1988)4月 | 法学部第2部開設 |
平成元年(1989)4月 | 大学院経済学研究科(経済学専攻)開設 |
平成2年(1990)4月 | 日本語教育センター開設 |
平成5年(1993)4月 | 学部・学科再編 |
平成7年(1995)4月 | 本館開館 |
平成8年(1996)4月 | 情報処理教育センター開設 |
平成12年(2000)4月 | 昼夜開講制を実施 |
大学院人間文化研究科(人間文化専攻)開設 | |
法学部行政学科を政策科学科に改組 | |
平成13年(2001)4月 | 北九州市立大学に改称 |
国際環境工学部開設 | |
国際教育交流センター開設(日本語教育センター廃止) | |
平成14年(2002)4月 | 大学院博士後期課程社会システム研究科(地域社会システム専攻)開設 |
平成15年(2003)4月 | 大学院国際環境工学研究科博士前期課程(修士)、博士後期課程同時開設 |
平成16年(2004)4月 | 学術情報総合センター開設(付属図書館・情報処理教育センターを統合) |
平成17年(2005)4月 | 地方独立行政法人化 |
平成18年(2006)4月 | 基盤教育センター開設 |
都市政策研究所開設 | |
北九州市からアクア研究センターが本学へ移管 | |
平成19年(2007)4月 | 大学院専門職学位課程マネジメント研究科開設 |
外国語学部外国語学科(英語専攻・中国語専攻)を英米学科・中国学科に改組 | |
平成20年(2008)4月 | 国際環境工学部エネルギー循環化学科・環境生命工学科開設 |
環境機械システム工学科を機械システム工学科に名称変更 | |
環境空間デザイン学科を建築デザイン学科に名称変更 | |
外国語学研究科、経済学研究科、人間文化研究科の修士課程を社会システム研究科(博士前期課程)とし統合 | |
大学院国際環境工学研究科に環境システム専攻を開設 | |
基盤教育センターにひびきの分室を開設 | |
平成20年(2008)6月 | アジア文化社会研究センター設置 |
平成21年(2009)4月 | 地域創生学群開設(外国語学部、経済学部、文学部、法学部の夜間主コースは平成21年度から募集停止) |
入試センターを入試広報センターに改組 | |
平成22年(2010)4月 | 地域共生教育センター設置 |
平成24年(2012)1月 | 学術情報総合センターを図書館・情報総合センターに改組 |
平成24年(2012)3月 | 環境技術研究所設置 |
平成24年(2012)4月 | 副専攻開設 |